『聲の形 公式ファンブック』 購入しました!! 人間の弱さへの著者の理解がスゴイ
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↓目次(記事の目次とファンブックの目次は一致させております)
- カラーイラストギャラリー(20p程度)
- 「聲の形」2008年第80回新人漫画賞入選作品・2013年週刊少年マガジン第36・37合併号 読み切り作品(漫画ふたつで、110p程度)
- 大今良時が85の質問に答える『聲の形』一問一答(25p程度)
- 『聲の形』主要キャラクター解説(15p程度)
- 「ちゃんと見る」、「ちゃんと聞く」……。『聲の形』大今良時ロングインタビュー(20p程度、合計192p)
10/7追記しました
目次をみると、漫画の部分が多い! と思われるかもしれませんが、Q&Aや作者インタビューでの大今良時さんの解説はなかなか濃く、深いです。また、読者の想像にまかせますというような書き方はほとんどありません。著者のはっきりとした考え(答え)が分かりやすく記されています。映画ではなく漫画原作の方を準拠にして作られていますが、映画と共通する部分も多い。とくに西宮の教室でのいじめに関しては、映画では少しわかりにくかったと思いますので、ファンブックに掲載されている『2013年週刊少年マガジン第36・37合併号 読み切り』を読むと理解が深まりますね。
結論から申しますと、買ってよかった!!(原作既読者は、これを読んだ後に映画に行くと感動が倍増すると思う。私もそうしておけば、鯉が象徴するものを理解したうえで映画を楽しめたのに! と現在絶賛後悔中。どういう理解ができてたんやろなあ、ぐぬぬ……。映画を観た人も新たな視点でもう一度、各場面各キャラの想いを考えられます。映画館の割引デーが過ぎる前に、是非)。
ところで、なぜページ数が少ないのか。それは、
・文字が小さい(一文字1.5mmぐらい、体感では小さめのスマホに表示される文字の大きさ)
・ぎゅうぎゅうづめにされている(改行が少ない、一ページ当たり3~5回くらい)
・余計なものがない(声優インタビューとか、場合によりけりですが)
からだと思います。
文字が小さいと聞いて読みづらさを懸念される方もいらっしゃるかと思いますが、私が読んだ感触では読みにくさはありません。その内容の深さにすぐ没頭させられるため、文字の小ささ等もまったく気になりません。適度に挟まれる漫画の挿絵(原作から拾ってきたもの)も読みにくさを解消してますね。話の内容や挿絵がわかりやすい流れで選ばれているのも好印象。
それでは本書の内容を順に追っていきましょう。(っていうかさ~Googleの検索で「越えの」って入力したら「越えの形」って出るのどういうこと!?)
カラーイラストギャラリー(20p程度)
週刊少年マガジンに挿まれたトビラ絵や、FC岐阜、大垣市とのコラボ用の絵がカラーで紹介されています。個人的には、大垣市の盆祭りや船町港跡↓の様子が、幻想的に風情に描かれているのがよかった! ポスターで発売してくれませんかね~講談社さん!
後日、写真で紹介しようと思います。現在準備中。
(10/7追記)硝子やゆづる、周りの桜が水彩画のような淡さで描かれています(てか水彩画? いやデジタルか)。舞う花びらがきれいですね。右側の塔(写真には入らなかった)も含めて、春のみずみずしさとぼんやり感が紙面から漂ってくるイメージです。季節の移り変わりに感じる牧歌的雰囲気と、水彩画の淡さがよくマッチしていますね。この絵のほか盆祭りの美術も夏の終わりの儚さが上手く表現されてました。
「聲の形」2008年第80回新人漫画賞入選作品・2013年週刊少年マガジン第36・37合併号 読み切り作品(漫画ふたつで、110p程度)
この二つの項では、5年間における大今良時さんの描写の変化が見られます。2008年の新人賞入選作品の方は、かなりリアルな描き方をされています(絵柄はエヴァンゲリオンみたい)。一方、2013年の読み切りではキャラクターのデフォルメが洗練されていたり、演出にオリジナリティーが出ていたりと、作者さんの成長が感じられますね。よく考えて描いてらっしゃるんだなあ、と。一皮むけるってこういうことだよなあ、と羨ましくも思いました。
こちらも後日写真で説明できたらと思います。
(10/7追記)↑は2008年新人賞のときの応募作。写真は図書室での硝子と竹内のやりとり。竹内は硝子に転校するよう促しているが、硝子はみんなと一緒に授業を受けることを望む。今との作風の違いとして、
①会話(筆談)がドキュメンタリーのように詳細まで書かれていて長い(今よりももっとリアル)。
②竹内の話しぶりがかなり大人(中身は結局クズ、でもそのクズっぷりもこっちの方が酷いと最後にわかる)。
③絵を現実に寄せている。
④合唱コンクールの話は出てこない。
という点が挙げられます。
では、2013年の週刊少年マガジン読み切りの方を見てみましょう。
↑は「聞こえの教室」での合唱コンクールに出る出ないのワンシーン。硝子と竹内(と喜多先生、2013年初登場!)のやり取りを、さっきの2008年版に対応するページ(この場面で竹内はほとんど硝子を相手にしていないが)として挙げます。ここで強調したい相違点は、以下の通り。
①説明調のセリフがない。もしくは少ない。
→言いたいことを一コマに含める演出が上手くなっている。硝子の気持ちを長く語るのではなく、写真の「うたえるようになりたい」であったり、拾ったノートを再び池に落とす硝子のふるまいを通して、読者に彼女の気持ちを想像させている。
②竹内はクズな大人の役割に徹している。2008年に見られたような大人らしさは欠落した。
→2013年読み切りや連載された『聲の形』では、各キャラの役割(どんな弱さを象徴するか)がはっきりしています。どちらかといえば、一面的になった。そのため、各キャラが乗り越えるべきコンプレックスが明確に線引きされており、キャラの感情を理解しやすくなっている。
③絵がデフォルメ調に変化していて、それが洗練されている。
→よくある漫画絵を越えて、この絵は『聲の形』と簡単に断定できるレベルにまで個性が出てきた。とくに鼻筋の線が何本も入るのは独特。また、表情の描写が素晴らしい。その上手さは、現実の誰かの顔を思い出させるほど。
④「聞こえの教室」や合唱コンクールという聴覚に関係が強いギミックが取り入れられている。
→聴覚障害者の学校生活の様子(難しさ)が想像しやすくなっている。
はいすごい。読み返せば読み返すほど漫画全体としての進化が見つかってきます。他にもあるのかな。センスが花開いたきっかけを知りたくなりました。たしか新人賞を受賞した後すぐに『聲の形』連載、ということにはならず、しばらくは作者さん『マルドゥック・スクランブル』の漫画化を担当されてたはず。その間も『聲の形』を描きたいという意志は肌身離さず持っていた、とインタビューで語ってらっしゃいましたのを見た記憶があります。「描きたいのに描けない~」という気持ちがセンスやアイデアを醸成させたのかな。その結果のハイセンス、はいすごい。
大今良時が85の質問に答える『聲の形』一問一答(25p程度)
ここでは、第一巻第一話「石田将也」から第七巻最終話「聲の形」までの疑問を、作者さんが一問一答の形で答えています。ホットプレート料理や硝子のプレゼントといった小道具から、重要なシーンにおける各キャラの想いまでかなり踏み込んで説明されており、改めて『聲の形』を考え直すきっかけになりますね。「その時点ではまだ~」とか、「悩みの深さが……、じぶんは表面しか見れてなかったんだな~」とか、「そこはそういう意味があったのか!」とか、「こいつ(主に真柴)その状況でそんなこと考えてたんかw」とかが印象的でした。
以下、その一問一答について重要な質問を抜き出していきます(ネタバレはなるべく避けるように、文言を変えております)。また、映画にはなかったが、映画だけ観ている人にも見てほしいQ&Aは(漫画のみ)と示しました。では!
Q5. 硝子は将也と一番仲良くなりたかった? →硝子にとって将也は最初どういう存在だったか。まあそうなりますよね。
Q7. 将也の母が右耳から出血していたのは? →映画でどうして怪我をしているんだろうと思ってましたが、原作でもはっきりとした説明はなかったんですね。硝子の母と将也の母のやりとりが(可能性として)説明されています。
Q8. 硝子の転校の理由は? 将也? それとも? →硝子母よ、確かにそのとおり。
Q.11 硝子「一度諦めたけどあなたが拾ってくれたから」、何を諦めた? →小学生の硝子のノートへの想いに泣ける。ノートを拾って持っててくれた将也が特別になるのも、うなづけますね。
Q.12 高校生の将也がノートを持ってきたとき、硝子は何を想った? →Q.11と関連する話ですが、二人の“はじまり”のきっかけになった硝子の気持ちがここで説明されています。
Q.13 大今先生の友達の定義とは? →先生は〇〇(キャラ)タイプらしい。
Q.14 パンをやってる橋のモデルは? パンをあげる背景とは? →岐阜県大垣市の〇〇〇橋。名前が美しいですね。その橋には昔、パンの入った箱が置いてあって自由にエサをあげられたらしい。
Q.16 ゆづるは硝子になんと言われて家出した? →硝子結構キツイww 「そこまで言わんくたっていーじゃん」
Q.21 硝子が将也のことを好きと意識したのは? →あ~、そこやったわけね。
Q.24 硝子のメアド「nichinichisou0607@~」 →日々草の花言葉に作品のめざすゴールが暗示されていたんですね~。なお、六月七日は硝子の誕生日。
Q.32 「好き」を「月」と将也が聞き間違えたのは、もしかして夏目漱石のアレ?
Q.34 硝子のおばあちゃんのいとが一話しか出てこないのは?
Q.38 将也にお金を渡していたが、永束クンはお金持ち?
Q.41 植野エンドの可能性があった? →もし〇〇の場面で植野が〇〇できていたら、別の世界線へGOしていた?
Q.43 真柴「いくら善人になったつもりでもいつか報いは受けるんだな」そのときの真柴の気持ちは? →真柴のエクスタシーw、こいつ……。わかるけどさ!
Q.48 佐原「どうやったら自分が昔より成長したって事を証明できるんだろう」 →人間の焦燥感や自己承認欲の姿が、佐原を通してうまく説明されています。
Q.49 (多分漫画のみ)「デートごっこ」(ひょうたん畑に遊びに行く話)では硝子が将也に手を差し伸べていたが、自殺の瞬間では彼らの立場は逆転している。この演出は意図的?
→「デートごっこ」で二人が遊んでいた公園の名は『養老天命反転地』と呼ばれる実在の公園。この言葉に作者の意図が込められているそうです。
Q.51 ゆづる「お前ならどうしてた? オレはどうすればよかった?」 →ゆづるが将也のことを認めている気持ちと、将也と比べて情けない自分への悔しさが具体的に説明されています。
Q.53 (漫画のみ)硝子「映画の続きをつくる、どうでしょう?」 →このとき、小学生の時のあのイベントが硝子の心には残っていた。
Q.58 島田が将也をいじめた背景は? →(とくに)中学生の島田が「将也はいじめをしていた」と言いふらすことに、将也を貶めたいという理由はなかった。むしろ……。島田のズル賢さと自信のなさ(これは私の主観)が説明されています。こういう考え方をするやつクラスに一人いたなあ~。いじめの構図をよく見抜いていますね。
Q.60 (漫画のみ)硝子が見た、みんなに障害のない世界の夢が意味することとは? →う~ん夢にそんな意味があったとは! 硝子の健聴者であろうとする願望に彼女の弱さを、そんな願望を表した夢を見た後の、現実への心構えの変化に彼女の強さを作者は表現していたんですね。夢は弱い自分から強い硝子へと変わる境界であったと(ネタバレがすぎるな)。
Q.63 (漫画のみ)将也「そして幸せな気分で眠りにつく」、この夢とQ.60で硝子が見た夢はどのように対比されている? →〇〇を願うこと、それは硝子を殺すことだ……。
Q.65 将也「生きるのを手伝ってほしい」って、実はプロポーズの言葉だった? →それ以上に硝子の「助けて」と言い出せなかった心理に対する将也の理解の深さに感動しました。助けてと言えない人の本質がよく説明されている。
Q.70 硝子が髪型を変えた理由は? →耳を出すようになった理由に、彼女の「やってやる!」という意気込みを強く感じる。自殺未遂の前に一度ポニーテールにしたことがありますが、それも意味があったんですね。
Q.71 (漫画のみ)映画の選評会で酷評される永束クン、カワイソウ… →この場面で審査員の一人が「君のマスターベーションを見せられちゃったって感じかな」と言っています。著者は感動ポルノという言葉について、この話が出た時点で知っていた……?(なお、本書にその記述はありません)。「すると外国人の審査員が~」のくだりは、感動ポルノという言葉で作品を批判している人に見てもらいたいな。
Q.77 (漫画のみ)真柴「川井は3番目に好き」その真意とは? →ここでの川井さんの言われようが酷いw。川井は「ナチュラル・ボーン・〇〇」(笑)。真柴の歪みとその理由、将也たちとの交流による気持ちの変化もよく説明されています。川井さんもちゃんと著者からフォローされてますよ。
Q.80 硝子の謎プレゼント、どう使う? →読んだ私「あ~、あ?」
Q.82 (漫画のみ)いじめを受けていた真柴はどうして成人式で同級生に会いに行ったの? →真柴勇気あるなあ、私には無理。
Q.84 (漫画のみ)成人式で川井がつけていた指輪は誰が贈った? →やっぱり真柴の川井の扱いww
Q.85 (漫画のみ)佐原が植野にあげた指輪の意味は? →同人誌がはかどるぜ。
漫画原作にしかない映画撮影と成人式に関するQ&A、その他こまかい指摘は結構省略しましたが、↑に挙げたQを数えると30個あり、そのほとんどが長く丁寧に説明されているため、映画だけ観た人でも楽しめることが伝われば嬉しいです。
『聲の形』主要キャラクター解説(15p程度)
この章では、人物像や名前決定の経緯、裏設定、その先の未来の4つの要素について焦点があてられています。硝子将也など主要キャラから、硝子に合唱コンクールで歌いたいか歌いたくないかノートに書いて聞いた喜多先生(多分映画では出てない)まで合計15人のプロフィールが記載されています。
各キャラについて四つの要素の内、面白いと思った要素を一つ挙げて簡単に紹介しましょう。
石田将也:裏設定が深い。石田を描くさいTシャツのタグやシャツの裾をはみ出して描くことに、こんな理由が隠されているとは。
西宮硝子:裏設定の硝子が可愛い。パンそこに隠し持ってたんやね。ふふっ、ドラえもんかっ。
西宮結絃:名前決定の経緯。「弦」ではなく「絃」を使っている理由に、ゆづるの役割が暗示されてたんだな~。
永束友宏:裏設定(作中に出なかった設定)が、映画にはあったんだ。
佐原みよこ:その先の未来が完全に『プラダを着た悪魔』ww
植野直花:人物像。あ~、小学校にこんな女子いたな~って人がモデルだったんですね。
川井みき:人物像。作中には川井と植野の二種類の“正義感”が描写されていた。
真柴智:その先の未来が事案にしか見えないww
石田母:名前決定の経緯。映画化のときに名前が決まったんですね。いい名前だけど、映画で呼ばれていたっけ(そもそも名前がなかったことすらまったく気づかなかった)。
西宮母:人物像。父親の役割か~。
西宮いと:人物像。硝子のおばあちゃん。一話しか登場しなかったわりに存在感強いなあと思ってましたけど、作者の指摘する西宮家での役割のメリットデメリットには考えさせられました。
島田一旗:人物像。将也に癒しを感じていたときはよかったのに……。個人的には、将也が落ちたとき助けた経験が島田を変えていくのではと想像している。
広瀬啓祐:人物像。太い男の子。モデルはジャイアンじゃなかったんだ。むしろ今風だったんですね。
竹内先生:人物像が、日本の闇。
喜多先生:人物像。この作品にこんな女神おったんすな。
「ちゃんと見る」、「ちゃんと聞く」……。『聲の形』大今良時ロングインタビュー(20p程度、合計192p)
最後の章ですね。次のような主題に詳しい説明がなされています。
本作のテーマや硝子と将也の関係を通して描きたかったこと、植野が受けた理不尽さと植野が気づくべきこと、「映画作り」と「キャラ回」を丁寧につづけた意図、真柴の役割と鯉の象徴、そして、ラストについて。
この章を読んで私が印象に残ったことを箇条書きにします(ひとつひとつ考えながら読んだので、主観が混じっているかも)。
・著者はいじめがテーマとしてシンプルに語られることに違和感を感じている
・本作のテーマは、「あの子の声を聞けなかった、気づけなかった」過去の後悔から、人の聲の形を聞けるようになるまでの成長である
・将也は「いじめ」とは一度も言っていない。当事者だからこそ型にはめた解釈はしたくない(自分で答えを見つけたい)という想いから
・著者は、いじめ加害者の因果応報というはっきりとしたストーリーにはしたくなかった
・硝子の声を出す練習を付き合ってくれた人、硝子がその練習を止めた理由
・「硝子が捨てたノート」を持ち続けている間、石田はノートについてどう受け止めていたか
・硝子の自殺へのカウントダウン、そのカウントが限界に来るまでの説明が辛い。
・そのカウントダウンにおける「ノートを紛失したこと」と「石田がノートを持ってきたこと」の意味。石田はカウントを〇〇させた
・硝子が自殺する前に家族のために頑張ったこと
・これから自殺をしようとするときの手話が「またね」から「〇〇〇〇〇」に変わっていたこと
・硝子と将也の共通点が多いということ。二人は似ていて、二人は遠い。
・硝子にも“加害者意識”はあったということ。
・植野が硝子のためにしてあげたこと、そこからわかる植野の正義感。結局は植野も被害者なんだ
・それぞれのコンプレックス。
永束は“〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇”こと
植野は“〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇”こと
佐原は“〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇”こと、そして“〇〇〇〇〇〇〇〇〇”こと
川井は“〇〇〇〇〇〇”こと
真柴は“〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇”こと
将也は“〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇”こと
これらはすべて、硝子には〇〇〇〇もの
・作者から硝子へのメッセージが全般的にいい
・硝子と将也が右手と右手を使って手をつなぐときの意味
そして……
だから最終話のラストシーンで、2人は本当の意味で握手をするんですよ。
聲の形 公式ファンブック (KCデラックス 週刊少年マガジン)
- 作者: 大今良時
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/09/16
- メディア: コミック
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